前回の記事でFluentdを使ってログをログ収集サーバに転送する方法を紹介しました。
今回は転送されたログをElasticsearchに登録し、Kibanaでログ検索とグラフ表示する方法を紹介します。
ログ収集サーバー(前回の記事でいうVagrant)の変更を行っていきます。
FluentdのElasticsearchプラグインをインストール
まずは、FluetndのElasticsearchプラグインをインストールしておきます。
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Javaのインストール
Elasticsearchを動かすにはJavaが必要なのでJavaをインストールします。
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Elasticsearchのインストールと起動
今回はアーカイブをダウンロードしてきてインストールします。
インストールといっても特に設定は不要でアーカイブを展開してbin/elasticsearch
を実行するだけです。
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kibanaのインストールと起動
Kibanaも同じようにアーカイブをダウンロードして起動します。
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http://192.168.33.10:5601
にブラウザでアクセスするとKibanaの管理画面が表示されます。
Indexの設定が必要ですが、ここでは何もせず次に進みます。
syslogのログをElasticsearchに格納する
syslogのログをElasticsearchに格納し、Kibanaで参照します。
/etc/td-agent/td-agent.conf
に以下を追記します。
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fluendをリスタートします。
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次にsyslogの設定をします。
/etc/rsyslog.conf
に以下を追記します。
syslogが出力するログをFlutedがlistenするポート、42185に転送するための設定です。
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設定を反映させるため、syslogをリスタートします。
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先ほど確認した http://192.168.33.10:5601
に戻ります。
syslogの出力がElasticsearchに登録されると、Indexを登録できるようになります。
Indexはlogstash-2016.07.05
のような名前で作成されます。
セレクトボックスからIndexを選択し、Createボタンを押下後にKibanaでログの表示、検索が行えます。
手動でElasticsearchにログを送りたい場合は以下のコマンドで登録できます。
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もしくは、Fluentdのhttpポートにリクエストします。
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